面接官のチェックポイントーその2

面接・採用活動する側のポイントを書いています。

面接の環境づくりについて①(物理環境)

候補者は、職場の雰囲気と面接官から、わかる部分を最大限に情報収集している。
もし受かったら、本当にそこに就職したいかどうかを判断するために。
ホームページやGoogle、ネット上のクチコミから始まり、建物の周辺・外観・内部の様子、スタッフやご利用者の雰囲気から、気になる点はないか目を凝らして見ていると思った方がいい。

かたや、面接官側にいると、施設を取り巻くものは日常に溶け込んでいて、違和感を持つことはなかなかない。
採用活動の一環として、施設の外側も内側も、できる限り清潔感と安心感を持てるように整えておきたい。

チェックリスト(外観)
周辺道路…清潔かどうか・ゴミが落ちていないか(公共交通機関や大きな道路からの道)
外に貼ってあるチラシやのぼり…きれいか・情報が新しいか
植栽…プランターが土しか入っていなくて、雑然とその辺に置いてあるような場合は整頓。色褪せていたりする場合は処分しても良いかと。
看板…たまに土ぼこりは拭いておく。
ゴミ保管ボックス(ダストボックス)…燃えないゴミがずっと置いてある状態は、できるだけ避ける。そのうちまとめて処分する場合でも、ビニールを被せたりするなど。ダストボックス自体もできるだけ清潔に保っておく。

チェックリスト(内観)
エントランス:扉(テープ跡)、ポスト、カウンターの書類(ほこり)、スリッパ(毛玉・汚れ・破れ)
…スリッパやボードは汚れてしまうものなので、安いものを定期的に交換する、洗えるものにするなど工夫。昔いただいた胡蝶蘭は、枯れてしまったら、処分しましょう。
事務所の整理整頓:雑然と書類が重なっている等はNG。
掲示物…ホコリ・色褪せ、破れを点検。ラミネートセロハンテープよりも、跡が残らないマスキングテープにするなど。掲示物はデジタル化の検討もできる良い。
電気…予定時刻までには点けておく。
カーテン…日中ならば必ず開ける。
エアコン…予定時間の30分くらい前からつけておく。

外観面は特に、採用だけでなく、防犯としても大事であるし、ご利用者・ご家族に対してもおもてなしとして重要かと。忙しい中でも、1日5分ずつ、積み重ねで掃除ができると理想的。近所の方とのコミュニケーションの機会にもなるかと。

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